伊東温泉 湯川弁天の湯
静岡県伊東市湯川2-9-9
古き良き時代はここにあり。庶民的な住宅地にひっそりとたたずむ、100%源泉かけ流しの極上の湯。
伊東らしいクセのない無色透明のお湯を100%源泉かけ流し。穏やかで優しいお湯。
周囲は庶民的な住宅地。全く観光地化していない、のんびりとしててどこか懐かしい雰囲気。
道に迷わなければ駅から徒歩4分の駅近公共浴場。電車の待ち時間に利用するのもアリ。
アクセス
エリア・沿線
東海 - 静岡県
JR伊東線
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東京(新宿)からのアクセス
- 新宿駅小田急 1時間40分 小田原線 \900
- 小田原駅JR 1時間 東海道本線~伊東線 \680
- 伊東駅徒歩 5分 0.3km 標高差-3m
- 湯川弁天の湯
東京(品川)からのアクセス
- 品川駅JR 2時間30分 東海道本線~伊東線 \2,310
- 伊東駅(以降は前記同様)
東京(品川)からのアクセス
- 品川駅踊り子号 1時間40分 自由席※\3,670
- 伊東駅(以降は前記同様)
東京(品川)からのアクセス
- 品川駅新幹線 40分 こだま etc. 自由席※\4,070
- (熱海駅のりかえ)JR 25分 伊東線 \ -
- 伊東駅(以降は前記同様)
東京(新宿)からのアクセス
- 新宿駅小田急特急 1時間25分 ロマンスカー 指定席 \1,810
- 小田原駅JR 1時間 東海道本線~伊東線 \680
- 伊東駅(以降は前記同様)
静岡からのアクセス
- 静岡駅JR 1時間50分 東海道本線~伊東線 \1,690
- 伊東駅(以降は前記同様)
静岡からのアクセス
- 静岡駅新幹線 40分 こだま 自由席※\3,450
- (熱海駅のりかえ)踊り子号 25分 自由席※+\520
- 伊東駅(以降は前記同様)
東京からのアクセス
- 新宿
- 小田急
- 小田原
- JR
- 伊東
- 徒歩
2:45 \1,580
- 品川
- JR
- 伊東
- (以降は前記同様)
2:30+ \2,310
- 品川
- 踊り子号
- 伊東
- (以降は前記同様)
1:40+ \3,670+
- 品川
- 新幹線
- 熱海
- JR
- 伊東
- (以降は前記同様)
1:05+ \4,070+
- 新宿
- 小田急ロマンスカー
- 小田原
- JR
- 伊東
- (以降は前記同様)
2:25+ \2,490+
静岡からのアクセス
- 静岡
- JR
- 伊東
- (以降は前記同様)
1:50+ \1,690+
- 静岡
- 新幹線
- 熱海
- 踊り子号
- 伊東
- (以降は前記同様)
1:05+ \3,970+
- 新幹線を含むJR特急の指定席料金は、最繁忙期は930円、繁忙期は730円、通常期は530円、閑散期は330円を自由席料金にプラスした金額になります。(詳細はJR東日本の きっぷあれこれ_特急券 参照)
- バスでの伊東観光なら、東海バスの「伊東・伊豆高原2日券」がお得かもしれません。 伊東市内・伊豆高原を走る東海バスが2日間乗り放題で、大人1,800円/小人900円です。
- 電車などの料金は切符(現金)を利用した場合です。ICカード乗車券利用の場合は多少金額が異なることがあります。
- アクセスの所要時間・距離は目安です。乗換時間や待ち時間は含みません。
日帰り温泉旅行記
登場人物
- 西さん
- 泉質にこだわりあり。源泉かけ流しと存在感のあるお湯、ひなびた風情を愛する正統派温泉好き。
- 北さん
- 泉質はあまり気にかけない。露天風呂好き。眺めが良いなど、目に見える特長がある温泉が好み。
伊東温泉七福神の湯めぐり・5湯目
(4湯目 松原大黒天神の湯からの続き。1湯目は恵比寿あらいの湯)
伊東温泉七福神湯めぐりに来ている西さんと北さん、次は湯川弁天の湯です。松原大黒天神の湯と湯川弁天の湯とは直線距離で200mちょっとしか離れていませんが、このあたりは庶民的な住宅地なので、あまり目印になるようなものがありません。西さんと北さん、場所がわからず、かなり迷っているようですが...。
「このあたりのはずなんだけど…。温泉がありそうな感じじゃないな…。」
「道を一本間違えているとか。」
「うーん、そうかな…。あれ、国道に出ちゃったよ。えっ…と…、こっちかな…。」
「ちょっと戻ってみる?」
案内看板
「ん…そうだな…。あ、看板あった! …って、ここ?」
「この路地かあ…。これはわからんよ。ここまで来るまで、だいぶエネルギー使ったな…。」
ようやく弁天の湯の前に到着です。
外観
「これまた、庶民的な雰囲気がビシバシ出てるな。」
「そうね。でも逆に、地元の人が入るんだから、いい湯なんだろ。」
弁天
「ん、なんか書いてるな。弁天之湯由来記だって…。…出たあとで読もう。」
「…こりゃ読まんな。」
入って、脱衣所へ。
脱衣所
「これはまた、なんというか、ぼろっちい…」
「いやいや、言い方が違うね。年季が入ってるって言うべきだよ。なんかこう、昔懐かしい感じだねえ。ぼろいけど掃除もちゃんとしてて清潔だし。」
「あ、今、ぼろいって言った。」
「そう? 気のせいだよ。」
さっそく浴室へ。ここも中央に浴槽があるつくり。
浴槽
「あ、思ったより明るいじゃん。タイルの色が明るいからか?」
「そうだね。お湯は…、ああ、ここもいい湯だよ。生き生きしてて。たぶんここも、源泉かけ流しだろうね。」
「なるほど。温度も今までと比べると入りやすい温度だし、気持ちのいいお湯だよな。」
「お湯には何も手を加えないのが一番だよ。」
「そお? 加水でも加温でも何でもして、ちょうどいい湯加減にしてくれるのが一番だと思うがなあ。」
「ははは、それも一理あるな。」
♨ 弁天ゆかりのお寺は、伊東駅の反対側にある松月院。色々な種類の桜が植えられていて「桜寺」とも呼ばれます。
ちょっと長めに湯船につかっていた西さんと北さん。風呂から上がってきました。
「よし、じゃあ、駅に行こうか。」
「ああ、今日は5つも入ったからなあ。いい時間だし、伊東駅のあたりで飲む? それとも小田原まで戻って…」
「何言ってんの? 南伊東駅に移動して、鎌田福禄寿の湯に行くんだよ。」
「え? えっ、えーっ! まだ行くの!?」
「そりゃあ、七福神コンプリートが今日の最大の目的だから、当然じゃん。」
「続きは別の日でもいいんじゃ…」
「それじゃ意味ないだろー。一日でまわってこそ、だよ。さっ! 行くぞっ!」
伊東駅に近い湯川弁天の湯が今日のラストと思っていた西さん、まさか帰り道とは逆方向の伊豆急に乗る羽目になるとは思ってもみなかったのでした。(→6湯目 鎌田福禄寿の湯へ続く)
(2015年 6月)
♨ ちなみに、湯川地区には「弁天の湯」の他にも「子持湯」「汐留の湯」という共同浴場があり、すべて源泉は共通です。
の感想 & 評価
しっとりとしみ込むような優しいお湯。伊東温泉のなかでもおすすめの湯。
2.5点
温泉施設
- 住所
- 静岡県伊東市湯川2-9-9
- 電話
- 0557-36-7594
- Web
- 伊東観光協会サイト 湯川弁天の湯
- 営業
- 14:00~22:00
- 定休
- 水曜
- 料金
- 大人 250円/小学生 100円/未就学児 50円/洗髪料(女性のみ) 30円
- 浴槽
- 男女別内風呂
- 備品等
- シャワー、シャンプー等は無し
温泉データ(温泉分析書等より)
(調査日 2008年2月18日)
- 泉質
- 単純温泉 (低張性弱アルカリ性高温泉)
- 源泉
- 混合泉(岡221号:伊東市岡字小川沢368-3、湯川1号:伊東市湯川1丁目158-2)
- 泉温
- 浴場で 42.3℃(気温 10.8℃)
(岡221号:55.6℃、湯川1号:27.5℃) - 湧出量
- 岡221号:184 L/分、湯川1号:200 L/分(動力揚湯)
- pH値
- 8.4
- 成分総計
- 0.799 g/kg
- 知覚
- 殆ど無色、透明、無味、無臭、ガス発生なし
今日の寄り道
太兼ひもの(太兼商店)
ひものは伊東の名物で、市内のあちこちの店先でひものが並んでいるのを見ます。そんなひもの激戦区の伊東で、駅前通りにある上品なたたずまいのお店が「太兼(おおかね)ひもの」。 店内は明るく清潔な感じです。ここの塩麹ひものは塩加減が絶妙で、麹の香りが食欲をそそる逸品。真空パックされているのもお土産用に嬉しいところ。(→太兼ひものサイト)
- 文章は個人の私見であり、必ずしも客観的事実とは限りません。
- 記載の情報は、現在は変わっている可能性があります。特に金額については、旅行時の金額から更新していないことが多いので、最新の情報はオフィシャルホームページなどで確認してください。