地蔵の湯 東葉館
栃木県足利市葉鹿町1981番地
濃い赤茶色のにごり湯は鉄分多め。かわいいお地蔵さんの湯口から注がれるお湯で心身ともにほっこり
地蔵の湯は明治末期に創業の温泉旅館。 鉄分やメタけい酸を多く含んだ濃い赤茶色のにごり湯につかると、心身ともにリラックス。
休憩スペースの壁には所狭しと絵画が飾られ、ちょっとしたギャラリーのよう。 湯上がりにはゆったりできる。
足利市内には日本最古の学校である足利学校やお寺・神社などが点在。 (足利学校を含む「近世日本の教育遺産群」は、2015年に「日本遺産」に認定されている。) ほかにも藤で有名なあしかがフラワーパークなど見どころ多数。
アクセス
エリア・沿線
関東 - 栃木県
JR両毛線
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東京(上野)からのアクセス
- 上野駅JR 1時間20分 東北本線 \2,310
- (小山駅のりかえ)JR 1時間 両毛線 \ -
- 小俣駅徒歩 19分 1.5km 最大標高差10m
- 地蔵の湯東葉館
東京(上野)からのアクセス
- 上野駅新幹線 40分 なすの etc. ※自由席 \4,180
- (小山駅のりかえ)JR 1時間 両毛線 \ -
- 小俣駅タクシー 10分 約\740
- 地蔵の湯東葉館
東京(池袋)からのアクセス
- 池袋駅JR 50分 湘南新宿ライン etc. \770
- 久喜駅東武 1時間 伊勢崎線 \530
- 足利市駅足利市生活路線バス 28~38分 松田線 \210
- 彦谷町バス停 or
坂西団地バス停※徒歩 0分 or 4分 - 地蔵の湯東葉館
東京(上野)からのアクセス
- 上野駅JR 50分 東北本線 \860
- 久喜駅東武 特急 30分 りょうもう \1,050
- 足利市駅徒歩 0分
- 足利観光交流館 (あし・ナビ)※レンタサイクル 45分 8.2km \400~
- 地蔵の湯東葉館
東京(上野)からのアクセス
- 上野駅JR 10分 常磐線 \170
- 北千住駅東武 1時間50分 伊勢崎線 \910
- 足利市駅徒歩 15分 1.1km
- 足利駅JR 10分 両毛線 \200
- 小俣駅(以降は前記同様)
東京(上野)からのアクセス
- 上野駅東京メトロ 10分 日比谷線 \170
- 北千住駅東武 特急 50分 りょうもう \1,960
- (館林駅のりかえ)東武 15分 佐野線 \ -
- 佐野駅JR 25分 両毛線 \420
- 小俣駅 (以降は前記同様)
東京(新宿)からのアクセス
- 新宿駅 (新南改札)徒歩 2分
- バスタ新宿 (4階)高速バス 2時間11分 JRバス 本庄・伊勢崎線 \1,680
- 伊勢崎駅JR 25分 両毛線 \420
- 小俣駅 (以降は前記同様)
東京からのアクセス
- 上野
- JR(小山経由)
- 小俣
- 徒歩
2:39 \2,310
- 上野
- 新幹線
- 小山
- JR
- 小俣
- タクシー
1:50 \4,920
- 池袋
- JR
- 久喜
- 東武
- 足利市
- バス
2:22~2:28 \1,510
- 上野
- JR
- 久喜
- 東武特急
- 足利市
- レンタサイクル
2:05 \2,310~
- 上野
- JR
- 北千住
- 東武
- 足利市
- 徒歩
- 足利
- JR
- 小俣
- (以降は前記同様)
2:25+ \1,280+
- 上野
- 東京メトロ
- 北千住
- 東武特急-東武
- 佐野
- JR
- 小俣
- (以降は前記同様)
1:40+ \2,550+
- 新宿
- 高速バス
- 伊勢崎
- JR
- 小俣
- (以降は前記同様)
2:38+ \2,100+
- 新幹線を含むJR特急の指定席料金は、最繁忙期は930円、繁忙期は730円、通常期は530円、閑散期は330円を自由席料金にプラスした金額になります。(詳細はJR東日本の きっぷあれこれ_特急券 参照)
- 足利市生活路線バス松田線は、彦谷町バス停まで行く便と、その手前の坂西団地バス停で終点の便があります。 地蔵の湯東葉館までは、彦谷町バス停からは20m、坂西団地バス停からは300mほどです。
- 足利市観光協会ではレンタサイクルを行っています。 貸出・返却場所は、JR足利駅に近い「太平記館」と東武足利市駅構内の「足利観光交流館(あし・ナビ)」です。 普通自転車と電動自転車があります。 詳しくは 足たび レンタサイクル参照。
- 電車などの料金は切符(現金)を利用した場合です。ICカード乗車券利用の場合は多少金額が異なることがあります。
- アクセスの所要時間・距離は目安です。乗換時間や待ち時間は含みません。
日帰り温泉旅行記
登場人物
- 西さん
- 泉質にこだわりあり。源泉かけ流しと存在感のあるお湯、ひなびた風情を愛する正統派温泉好き。
- 北さん
- 泉質はあまり気にかけない。露天風呂好き。眺めが良いなど、目に見える特長がある温泉が好み。
とある日のこと。
「あしかがフラワーパークって、行ってみない? 藤がすごいきれいらしいよ。」
「フジ? ふーん、藤ねえ…。ま、いいんじゃない。」
「じゃあ、夜はライトアップもやってるから、時間調整がてら近くの温泉に寄ってから行こうか。」
というわけで栃木県足利市にやって来た西さんと北さん。あしかがフラワーパークに行く前に、「地蔵の湯東葉館」へと向かいます。 JRあしかがフラワーパーク駅から3つめの駅、JR小俣駅から20分ほど歩くと到着です。
外観
「お、ここだな。見た目はなんというか、こう…。」
「フツーだな。」
「ん、要するに、そうだね。」
館内に入ってみると、ロビーや休憩スペースの壁には絵がずらりとかけられています。
ロビー (休憩スペース)
「へーっ、ちょっとギャラリーっぽいじゃん。」
「ほんと、ちょっと意外。有名な人の絵なのかな? それとも地元のアマチュアの絵とか?」
「ああ、足利にゆかりのある人の絵なのかもね。」
壁にかかる絵を横目に見つつ、浴室へと向かう二人。さてその浴室は…。
内湯
「おっ、なかなかきれいじゃん! 湯船が2色だよ!」
「赤茶色のほうが地蔵の湯みたいだね。まずはこっちからだな。」
「すごいにごり湯だな。なんか、濃そう。」
「要するに、色的には鉄分多そうだね。…おっ、よく見ると湯の花もあるな。」
内湯の湯口
「湯口にはお地蔵さんか…。地蔵の湯、だから?」
「ベタだね。」
「ベタだな。」
「ところでそっちの青い湯船は何だい?」
「青いのは浴槽の色で、お湯自体は透明だね。でもフツーにいい湯加減だよ。」
「そっか。じゃ、温泉じゃないのかな?」
次は露天風呂に出てみました。
露天風呂
「とりあえず、露天風呂があるってのはいいねえ。」
「お湯は、これ、温泉か? 温泉じゃないな。沸かし湯か。」
「たとえそうでも、外の空気を吸いながらのお湯はいいよ~。」
「そうかもしれんが…。それはそうと、こっちの小屋にも湯船があるな。」
小屋は「仙人の湯」という内湯になっています。
仙人の湯
ところが西さん、仙人の湯に入ったと思ったら、10秒でまた出てきました。
「あれ、早いな。お気に召さなかった?」
「温泉じゃなくてただのお湯だった。」
「ふ~ん。じゃあ口直しにこの露天風呂に入ったら?」
「これもただのお湯だしなあ…。結局、温泉はさっきのにごり湯だけかあ…。」
というわけで西さんはにごり湯の地蔵の湯、北さんは露天風呂をメインにゆったりです。 湯上がりは、休憩スペースで小休止。それからあしかがフラワーパークへと向かいました。
♨ 地蔵の湯の名前の由来は、隣地に祀られている「厄除け地蔵堂」からだそうです。
うす紅藤
大長藤
夕刻前から夜のライトアップまで、藤の花をゆっくり見て歩いた西さんと北さん。
「やっぱり、すごいきれいだわ~。来てよかったな。」
「確かに。でも夜になってからは、ずいぶん冷えてきたな…。けっこう寒いぞ。」
「…う~む、もしかして、温泉のあと藤ってのは、順番逆だった?」
「まあ、フツーに考えれば、逆だね。」
最後はすっかり体が冷えてしまいましたが、それでもこの時季だけの絶景を存分に楽しんだ西さんと北さんなのでした。
(2019年 4月)
♨ あしかがフラワーパークは藤で有名ですが、藤以外の季節の花や冬のイルミネーションもたいへんきれいです。
の感想 & 評価
お湯のヘタリ感は否めないけど、濃い赤茶色のにごり湯で湯の花もあり、温泉気分は十分味わえる。
1.5点
温泉施設
- 住所
- 栃木県足利市葉鹿町1981番地
- 電話
- 0284-62-0136
- Web
- 地蔵の湯 東葉館
- 時間
- [日帰り入浴]11:00~20:00
(受付 ~19:30) - 定休
- 年中無休
- 料金
- 大人 750円/4才以上小学生以下 450円
- 浴槽
- 男女別内風呂・男女別露天風呂
- 設備
- 脱衣所ロッカーあり(要100円硬貨・リターン式)
温泉データ(温泉分析書等より)
(調査日 2018年12月7日)
- 泉質
- 泉質名はなし
温泉法第二条別表に掲げる 総鉄イオン メタけい酸 の項により温泉(鉱泉)に適合する - 湧出地
- 栃木県足利市葉鹿町1981番地
- 泉温
- 17.5℃(気温 10℃)
- 湧出量
- 30 L/分(動力揚湯)
- pH値
- 6.9
- 成分総計
- 0.387 g/kg
- 知覚
- 黄褐色混濁、鉄味を有し、無臭である。
(採取48時間後)赤褐色の沈殿を生じ、黄褐色混濁、鉄味を有し、無臭である。
今日の駅弁
大人の休日弁当 とちぎ江戸料理
(ecute大宮 駅弁屋旨囲門で購入)
JR東日本の「大人の休日倶楽部」と栃木市の「とちぎ江戸料理」とのコラボで誕生したお弁当。 栃木市は蔵の街並みなど江戸風情を残しており、地域振興の一環として江戸料理に力を入れているそうです。 2018年の春に期間限定で販売され、好評により2019年の春にも再販売されました。
さてそのお弁当ですが、なかなか強気の値段設定に見合った手の込んだ料理が、二段の重箱に彩り良く詰められています。 繊細な味付けでたいへん美味といえましょう。 これはちゃんと味わって食べないと…って思うこと間違いなし。
【お品書き】
一の重:里芋田楽、玉子焼、ずいきなます、モロ(サメ)柚子味噌焼、出流柚餅子(いずるゆべし)、合鴨の燻し、あられ豆腐、梅干しの天ぷら、白魚菜花のかき揚げ、赤甘唐辛子(パプリカ)、鰻山椒蒸し、変り伊達巻(抹茶)、生姜酢漬け、生麩、すだれ味噌羊羹
二の重:揚げだし大根、ごぼうの丸漬け、干ぴょうの含め煮、こんにゃくの煎り出し、さやえんどうの浸し、含め煮かざり人参、染飯(山梔子くちなし)、きゃらぶき山葵炊き
(2,000円) ( とちぎ江戸料理_NEWS)
- 文章は個人の私見であり、必ずしも客観的事実とは限りません。
- 記載の情報は、現在は変わっている可能性があります。特に金額については、旅行時の金額から更新していないことが多いので、最新の情報はオフィシャルホームページなどで確認してください。