Jomon Tennen-onsen Shirakunoyu
縄文天然温泉 志楽の湯
神奈川県川崎市幸区塚越4-314-1
はるか昔、地中に閉じ込められた海水が数十万年を経て熟成した、恵みの湯
周囲の岩のミネラル、海草、草木の成分や繊維などが溶け込んだ成分の濃い温泉は「化石海水」と呼ばれる太古の海水。 温泉成分の総計は 27g/kgを超える高張性温泉。
「都会に古里を作る」というコンセプトのもと、露天風呂は、信州八ヶ岳の安山岩と九州のコナラなどの自然木を運んで作られた。
マクロビオティックの考え方、方法に基づいた、本当に安心で・安全で美味しい食事をはじめ、健康志向のオリジナルメニューを揃える。
アクセス
エリア・沿線
関東 - 神奈川県
JR南武線
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川崎市バス時刻表etc.
東京(品川)からのアクセス
- 品川駅JR 10分 東海道本線 etc. \220
- (川崎駅のりかえ)JR 5分 南武線 \ -
- 矢向駅徒歩 8分 0.6km
- 縄文天然温泉志楽の湯
東京(品川)からのアクセス
- 品川駅JR 10分 東海道本線 etc. \220
- 川崎駅(西口)54・55番バスのりば川崎市バス 12分 川63,64,66,67,83 \210
- 戸手小学校前バス停徒歩 5分 0.4km
- 縄文天然温泉志楽の湯
東京(渋谷)からのアクセス
- 渋谷駅東急 20分 東横線 \220
- 元住吉駅(東口)徒歩 3分
- 元住吉バス停川崎市バス 25分 川63,64,66 \210
- 戸手小学校前バス停徒歩 5分 0.4km
- 縄文天然温泉志楽の湯
東京からのアクセス
- 品川
- JR
- 矢向
- 徒歩
0:23 \220
- 品川
- JR
- 川崎
- バス
0:27 \430
- 渋谷
- 東急
- 元住吉
- バス
0:53 \430
- 電車などの料金は切符(現金)を利用した場合です。ICカード乗車券利用の場合は多少金額が異なることがあります。
- アクセスの所要時間・距離は目安です。乗換時間や待ち時間は含みません。
日帰り温泉旅行記
登場人物
- 西さん
- 泉質にこだわりあり。源泉かけ流しと存在感のあるお湯、ひなびた風情を愛する正統派温泉好き。
- 北さん
- 泉質はあまり気にかけない。露天風呂好き。眺めが良いなど、目に見える特長がある温泉が好み。
本日の西さんと北さんは、川崎にある志楽の湯です。JR南武線の矢向駅から歩きます。
「たしか、こっちのほうだったと思うよ。駅から歩いて5、6分くらいだったような・・・。」
「矢向って初めて来たけど、フツーの住宅街だよな。ホントにここからそんな近くに温泉があるの?」
「それがあるんだよなー。確かに温泉街みたいのは無いけどね。」
「だってこのへんはただの団地じゃん。いくらなんでも、駅から5、6分なんてことはないだろ。」
「あ、着いた。ここ。」
「早っ!」
♨ 「志楽の湯」のぼり
外観(入口)
団地の先に突然現れた、草木の生い茂った中に志楽の湯ののぼりが見えました。ウッドチップが敷き詰められた駐車場を抜けると到着です。
「なんか、ここのコンセプトは縄文らしいよ。」
「縄文時代の縄文? このあたりは縄文時代と何か関係あったっけ?」
「さあ、ね・・・。でも緑が多くて、ちょっと森っぽいかんじはいいよね。」
浴室は売店を通り抜けて渡り廊下の先です。浴室に入ってまず目に入るのが長い通路です。「縄文の道」と名付けられたその通路の奥が浴槽になっています。
通路「縄文の道」
「こっから外に出ると露天で、この奥が湯船だな。」
「そうそう。」
縄文らしく縄目模様がつけられた通路の床について、特に感想を言い合うことなく、まずは内湯に向かう西さん北さん。「御柱風呂」と名付けられた湯船には、大きな御柱が立っています。
♨ 志楽の湯のウェブサイトによると、大昔この地は縄文の森だったらしいです。
内湯
「暗くてよくわからんが、お湯はちょっと黄土色っぽいのかな?。古いタタミっぽい匂いがして落ち着くなあ。」
「それに、お湯はけっこう塩味で、大昔の化石海水というのもわかるね。」
味噌樽風呂
「この大きな柱は、寄りかかるのに良いよ。できればもうちょっと斜めに立ててくれればよかったのに。」
「いや、この柱は、あんたの背もたれ用にあるんじゃないから。」
内湯にはほかに味噌樽風呂やドライサウナ・水風呂があります。それらをひととおり入ってから、露天風呂に出てみます。
♨ 「御柱風呂」「ドライサウナ」があるのは男湯です。女湯には「勾玉風呂」「蔵石風呂」「海底洞窟蒸し風呂」があります。
露天風呂
「ふうー、やっぱ露天はいいねー。それにここは、野趣というか、粗削りなかんじの露天風呂だな。」
「要するに岩とか木の配置も、もともとそこにあった的に作ったらしいよ。」
「なるほどね。ちょっと歩きづらいけど、自然の中にいるみたいなのはいいなあ。」
「都会の中で、ここまで自然なかんじに作ったのはすごいね。」
「これは、長居したくなるよ。」
志楽の湯を満喫した西さんと北さん、風呂から上がってきました。志楽の湯には畳とイスのくつろぎスペースがあり、マクロビオティックの考えに基づいた、有機無農薬の玄米など健康志向の軽食があります。
くつろぎ処
「風呂上がりに、ここのおにぎりとか、けっこう美味いんだよ・・・ビールもいいけどね。」
「ふむふむ、マクロなんとかっていうのはよくわからんが、確かにこのご飯は健康に良さそうだな。・・・ビールもいいけど。」
「・・・やっぱ、ビールにしようか?」
「異議ナシ!」
というわけで、あと一歩のところで健康になり損ねた西さんと北さんなのでした。
(2014年 5月)
♨ 露天風呂をはじめ志楽の湯は、九州の黒川温泉を再生させた後藤哲也氏の監修で作られたそうです。
の感想 & 評価
お湯は力強いかんじで、ポテンシャルは高いと思う。これで源泉かけ流しなら最高なんだけど。
2.0点
温泉施設
- 住所
- 神奈川県川崎市幸区塚越4-314-1
- 電話
- 044-533-8888
0120-650-711 - Web
- 志楽の湯
- 営業
- 10:00~24:00 (8月を除く毎月第3水曜は 15:00~)
(浴場、脱衣室の利用は~23:45) - 定休
- 年中無休(特別休館日あり)
- 料金
- 大人(中学生以上):平日 990円、土日祝 1,170円 5才以上小学生以下:平日 600円、土日祝 805円
- 浴槽
- 男女別内風呂(男湯にドライサウナ、女湯にミストサウナ、水風呂あり)・男女別露天風呂
- 備考
- タトゥー等はお断り
温泉データ(温泉分析書等より)
(調査日 2008年8月8日)
- 泉質
- ナトリウム - 塩化物強塩泉 (高張性中性温泉)
- 湧出地
- 神奈川県川崎市幸区塚越4-314-1
- 泉温
- 34.5℃(気温 36.0℃)
- 湧出量
- 56 L/分(動力揚湯、掘削深度 1,300m)
- pH値
- 7.3
- 成分総計
- 27.91 g/kg
- 知覚
- 黄褐色、微白濁、強い塩味 殆ど無臭
今日のお菓子
追分まんじゅう
(多摩川菓子店)
まず「おぉっ!」と思うのは皮。ふわふわっとしていながら、もち生地ではないのには弾力のある独特の生地。 中のつぶあんは上品な甘さで、まわりにまぶしてあるきな粉がいいハーモニー。 派手さはなくとも実に丁寧なつくりが感じられる逸品。 お店へは川崎駅からちょっと歩くけど、お茶を持参して、買ったらすぐ温かいうちに食べると至福である。(1個130円)
- 文章は個人の私見であり、必ずしも客観的事実とは限りません。
- 記載の情報は、現在は変わっている可能性があります。 特に金額については、旅行時の金額から更新していないことが多いので、 最新の情報はオフィシャルホームページなどで確認してください。