車ではなく、電車・バスで行く日帰り温泉旅行記

Morinoseseragi Nagomi

森のせせらぎ なごみ

埼玉県久喜市江面1574-1

多彩な変わり風呂が楽しめる露天風呂&非加温源泉かけ流しも。砂むし風呂はリピーター多数

森のせせらぎなごみ香り風呂
森のせせらぎなごみ内湯 森のせせらぎなごみ洞窟風呂 森のせせらぎなごみ砂むし風呂

地下1,500mから湧く源泉は約45度とちょうど良い温度。 非加温源泉かけ流しが堪能できる緑っぽい黄白色の湯船と、森の中を思わせる木の香りが心地良い。

自慢の砂むし風呂は、南国の砂むし風呂を最新の技術で再現。 血液の循環促進により、老廃物を押し流す効果は通常の温泉の3~4倍とも言われている。

洞窟風呂、香り風呂、五右衛門風呂、塩釜サウナなど、多種多彩な変わり風呂が堪能できる。

砂むし風呂は2020年5月に廃止されました。

アクセス

アクセスの良さ

4.0点(上野から)

→アクセスの点数のつけ方 電車

エリア・沿線

関東 - 埼玉県

JR宇都宮線
(東北本線)

温泉地

A東京(上野)から久喜駅まで
  • 上野駅JR 50分 宇都宮線 etc. \860
  • 久喜駅(下記に続く)
A東京(上野)から久喜駅まで
  • 上野駅東京メトロ 10分 日比谷線 \170
  • 北千住駅東武 45分 伊勢崎線 \600
  • 久喜駅(下記に続く)
A東京(上野)から久喜駅まで
  • 上野駅JR 10分 常磐線 \170
  • 北千住駅東武 45分 伊勢崎線 \600
  • 久喜駅(下記に続く)
B久喜駅からのアクセス
  • 久喜駅(西口)徒歩 25分 1.9km 標高差1m
  • 森のせせらぎなごみ
B久喜駅からのアクセス
  • 久喜駅(西口CoCo壱)なごみ送迎バス 約5分 \ 無料
  • 森のせせらぎなごみ
B久喜駅からのアクセス
  • 久喜駅(西口)市内循環バス 9分 下早見循環 \100
  • 和みの里バス停徒歩 1分 0.1km
  • 森のせせらぎなごみ
B久喜駅からのアクセス
  • 久喜駅(西口、一部東口)市内循環バス 7~16分 東西連絡 \100
  • 市民グラウンドバス停徒歩 3分 0.2km
  • 森のせせらぎなごみ
B久喜駅からのアクセス
  • 久喜駅(西口)大和観光バス 4分 循環 or 直行管理センター行き\150
  • JA江面支所バス停徒歩 5分 0.3km
  • 森のせせらぎなごみ
B久喜駅からのアクセス
  • 久喜駅(西口)市内循環バス 6~13分 下早見 or 除堀所久喜循環\100
  • 市役所バス停徒歩 13分 1km
  • 森のせせらぎなごみ
B久喜駅からのアクセス
  • 久喜駅(西口)徒歩 1分
  • 中央自転車駐車場レンタサイクル 10分 \600/1回
  • 森のせせらぎなごみ
東京から久喜駅まで
  • 上野
  • JR
  • 久喜
  • (続く)
  • 0:50 \860

  • 上野
  • メトロ
  • 北千住
  • 東武
  • 久喜
  • (続く)
  • 0:55 \770

  • 上野
  • JR
  • 北千住
  • 東武
  • 久喜
  • (続く)
  • 0:55 \770

久喜駅からのアクセス
  • 久喜
  • 徒歩
  • 温泉
  • 0:25 \0

  • 久喜
  • 送迎バス
  • 温泉
  • 0:05 \0

  • 久喜
  • バス
  • 付近のバス停
  • 徒歩
  • 温泉
  • 0:09~0:26 \100~\150

  • 久喜
  • レンタサイクル
  • 温泉
  • 0:10 \600

  • 久喜駅から森のせせらぎなごみ(の近く)へ行くバスは、なごみの送迎バス、久喜市市内循環バス、大和観光バスがあります。 市内循環バスは、下早見循環と東西連絡と除堀・所久喜循環の3路線が利用できます。 大和観光バスは、久喜菖蒲工業団地循環管理センター行き or 直行管理センター行きが利用できます。
    運行元 路線 降りるところ (バス停) 運賃 運行日
    森のせせらぎ
    なごみ
    送迎バス 森のせせらぎ
    なごみ
    無料 毎日
    久喜市
    市内循環バス
    下早見循環 和みの里 (or 市役所) 100円 月~土
    東西連絡 市民グラウンド
    除堀・所久喜循環 市民グラウンド (or 市役所)
    大和観光バス 久喜菖蒲工業団地
    循環管理センター行き or
    直行管理センター行き
    JA江面支所 150円 月~土、祝
  • 久喜市市内循環バスは、当日限りであれば何回でも乗車できる1日乗車券(200円)をバス車内で販売しています。
  • 久喜駅西口からすぐの中央自転車駐車場ではレンタサイクルが利用できます。 (住所:久喜市久喜中央2-9-49、TEL:0480‐24‐3822、利用時間は6時~22時まで。)
  • 電車などの料金は切符(現金)を利用した場合です。ICカード乗車券利用の場合は多少金額が異なることがあります。
  • アクセスの所要時間・距離は目安です。乗換時間や待ち時間は含みません。

森のせせらぎなごみへの行き方

(久喜駅からの道順)
  1. 駅西口から7-11前の道(歩道橋の無いほう)を西へ
  2. 最初の信号(お好み焼店がある)で左折。しばらく直進(約1.5km)
  3. なごみの案内看板があるところで右折(看板には80m先とあるが、徒歩の場合はすぐ右折でOK)

バス停:バス停

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日帰り温泉旅行記

登場人物

西さん
西さん
泉質にこだわりあり。源泉かけ流しと存在感のあるお湯、ひなびた風情を愛する正統派温泉好き。
北さん
北さん
泉質はあまり気にかけない。露天風呂好き。眺めが良いなど、目に見える特長がある温泉が好み。

今日はちょっと変わった温泉に行きたいねえという話になった西さんと北さん。それなら確か久喜に「砂むし風呂」に入れる温泉があったはずだということで、さっそくJR宇都宮線に飛び乗り、久喜駅に降り立った次第。「森のせせらぎなごみ」を目指して、ぶらぶらと歩き始めたのでした。

北さんのセリフ 「ところで、砂むし風呂って、鹿児島が有名なんだっけ?」

西さんのセリフ 「ああ、指宿(いぶすき)ね。」

北さんのセリフ 「関東じゃ珍しいよな。他にあったっけ?」

西さんのセリフ 「確か、房総の白子温泉にもあったと思うけど、他はどうかねえ。」

 
ちょうちん屋に志たに

ちょうちん屋「に志たに」

北さんのセリフ 「しかし、久喜って初めて来たけど、なにげにつくりの立派な建物があるよなあ。蔵があったりとかさ・・・。おっ、ここはちょうちん屋だよ。へー、ちょうちん屋なんてあるんだ。」

西さんのセリフ 「ほんとだ。オリジナルのちょうちんとか、作ってくれるのかねえ。」

ちょうちん屋「に志たに」は創業明治30年らしいです。

森のせせらぎなごみ外観

外観

県道上尾久喜線をしばらく歩き、案内看板で右に曲がり南中通りに入ると、ほどなくして森のせせらぎなごみに到着です。砂むし風呂は、最初に受付で入る時間を予約するシステムだとのこと。

北さんのセリフ 「何時にする?」

西さんのセリフ 「とりあえず先に軽く普通の温泉に入って、それから砂むし風呂にしようか。」

というわけで20分後に砂むし風呂を予約した西さんと北さん。浴室は、エントランスからお食事処を通りぬけた先です。ここでは嫌でも2階への階段が目に飛び込んできます。

森のせせらぎなごみ鳥居のある階段

鳥居のある階段

北さんのセリフ 「なんか、庶民的って言うか、この朱塗りの階段って、どうよ?」

西さんのセリフ 「要するに、スーパー銭湯的だよね。でもまあ、埼玉の温泉らしいといえば、らしい、かも。」

まずは内湯に入ってみることにした西さんと北さん。

森のせせらぎなごみ内湯

内湯

北さんのセリフ 「ほおー、木の香りがするねえ。」

西さんのセリフ 「森のせせらぎ、だからかね。まあ、こういう木の香りというのも悪くないよな。」

北さんのセリフ 「お湯も、何となく緑っぽく見えるな。」

西さんのセリフ 「色もそうだけど、この生源泉掛け流し風呂は、けっこういいね。お湯がフレッシュなかんじだよ。スーパー銭湯的と言ってもなかなかどうして侮れんな。」

森のせせらぎなごみ塩釜サウナ

塩釜サウナ(の外観)

北さんのセリフ 「塩釜サウナなんてのもあるじゃん。どんなんだか、入ってみようか?」

西さんのセリフ 「これから砂むし風呂に入るんだから、あとにした方が良くない?」

北さんのセリフ 「まあちょっと、のぞくだけ・・・。」

森のせせらぎなごみの案内看板 森のせせらぎなごみ案内表示

北さんが塩釜サウナに入ってしばらくすると、いよいよ砂むし風呂の時間が来ました。砂むし風呂へは露天風呂を通り抜けて行きます。

森のせせらぎなごみ砂むし風呂

砂むし風呂

北さんのセリフ 「へー、砂場だね、こりゃ。」

西さんのセリフ 「けっこうな湿度だね。ここに寝るわけだ。」

あおむけに横になって係りの人に砂をかけてもらいます。1回20分が標準とのこと。

北さんのセリフ 「砂ってけっこう重たいな。金縛りみたいだよ。」

西さんのセリフ 「ほんと、ずっしりくるねえ。それにじんわり熱くなってきたよ。」

5分経過。

北さんのセリフ 「けっこう、苦しいな・・・。」

西さんのセリフ 「早いな。まだ5分だぞ。それとももう出る?」

北さんのセリフ 「いやいや、せっかくだから、ラストまで・・・。」

ここの砂は、川口から運んできた砂だとのこと。鋳物の型に使われる砂と同じものだそうで、けっこう粒子が大きい砂です。

森のせせらぎなごみ砂むし風呂

砂むし風呂

10分経過。

西さんのセリフ 「どう? どんなかんじ?」

北さんのセリフ・・・ふうーー。きっつ・・・。

西さんのセリフ 「塩釜サウナからの砂むし、だからねえ。」

北さんのセリフ・・・砂むしを甘く見てたよ・・・。

15分経過。

西さんのセリフ 「あと5分だな・・・。けっこうきつくなってきたよ。これは相当デトックス効果がありそうだな。・・・そっちは、どう?」

苦しい場合は無理をせず手を出したり体を少し動かすのが良いそうです。

北さんのセリフ・・・ひっ、ひっ、ふー・・・ひっ、ひっ、ふー・・・

西さんのセリフ 「おまえは妊婦か。」

20分たちました。ついに砂むし風呂から解放された二人は、休憩スペースに出てサービスの水にありつきます。

北さんのセリフ 「いやー、水がうまいわー。いくらでも飲めちゃうよ。」

西さんのセリフ 「確かに。砂にかなりの水分を吸い取られたような感じだよね。しかし、なんか体が軽くなったかんじなのは、気のせいかな?」

砂むし風呂のあとは、露天風呂エリアにある八角風呂、五右衛門風呂(壺湯)、香り風呂、洞窟風呂などの変わり湯をひととおり入ってみることにしました。

ラマーズ法、と思われます。

森のせせらぎなごみ露天風呂

露天風呂(八角風呂)

北さんのセリフ 「いろいろ風変わりな湯船が多くて、おもしろいな。目先を変えたいときにはいいんじゃない?」

西さんのセリフ 「普通の温泉に飽きたときとかならいいかもね。」

森のせせらぎなごみ香り風呂

香り風呂

北さんのセリフ 「こっちは香り風呂だってよ。アロマ的な何かかな。」

西さんのセリフ 「まあ、そうだろうな。きっと、アロマ的な何かだよ。」

ちなみに、この日の香り風呂は「ローズマリー」でした。

森のせせらぎなごみ洞窟風呂

洞窟風呂

北さんのセリフ 「洞窟風呂なんてのもあるぞ。おおー、ちょっとした探検気分じゃん。・・・へー、中はこんなんだー。・・・子供とかだったら、喜びそうだなあ。」

西さんのセリフ 「あんたも十分喜んでるよ。」

というわけで、たっぷり森のせせらぎなごみを楽しんだ西さんと北さん、心身ともにリフレッシュ完了です。早春らしい柔らかな日差しの中、充実の一日となったのでした。

(2014年 3月)

 

西さん の感想 & 評価

内湯の生源泉掛流し風呂はフレッシュ感があって良かった。施設全体的にエンターテイメントなかんじ。

2.5点

北さん の感想 & 評価

砂むし風呂は一度は体験してみるのが良いと思う。ほかにも変わり湯が多いので目先を変えるには最適。

3.0点

→点数のつけ方

温泉施設

住所
埼玉県久喜市江面1574-1
電話
0480-22-1705
Web
森のせせらぎなごみ
営業
9:00~24:00(受付 ~23:00) (砂むし風呂は、9:00~15:00 および 17:00~22:00)
定休
奇数月の第2火曜日(ただし設備点検のための休みあり)
料金
大人(中学生以上):平日 780円、土日祝 850円 3才~小学生:平日 470円、土日祝 500円 砂むし風呂(別途):平日 800円、土日祝 850円
浴槽
男女別内風呂(ジェットバス、腰掛湯、ミストサウナあり)・ 男女別露天風呂(洞窟風呂、壺湯、水風呂、香り風呂あり)・ 男女別砂むし風呂
備考
タトゥー等はお断り

温泉データ(温泉分析書等より)

(調査日 2011年10月5日)

泉質
ナトリウム - 塩化物泉 (低張性弱アルカリ性高温泉)
源泉名
久喜和みの里温泉
湧出地
埼玉県久喜市大字江面字社宮司1567-1
泉温
44.8℃(気温 13℃)
湧出量
779 L/分 (掘削動力揚湯)
pH値
7.7
成分総計
5.324 g/kg
知覚
微黄白濁を呈し、塩味を有す

今日のお菓子

ちょうちんサブレ

ちょうちんサブレ

(久喜の和菓子屋・風月堂で購入)

久喜の有名なお祭りといえば、毎年7月に街を彩る「提灯(ちょうちん)祭り」。夜には400個もの提灯を飾り付けた山車が久喜市内を行き交います。それにあやかったと思われるのが、久喜銘菓(と書かれている)ちょうちんサブレ。ポイントは、形が提灯型になっていること。食べる前に、しっかりその形を鑑賞しましょう。これを忘れると、ただのサブレです。(1枚100円)

  • 文章は個人の私見であり、必ずしも客観的事実とは限りません。
  • 記載の情報は、現在は変わっている可能性があります。特に金額については、旅行時の金額から更新していないことが多いので、最新の情報はオフィシャルホームページなどで確認してください。

温泉ガイド

東北の温泉

関東の温泉

九州の温泉

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