蓼科温泉 石遊の湯
長野県茅野市北山5490-5
蓼科高原のカラマツの森のなか、フィトンチッドあふれる清涼な風が心地良い露天風呂
涼しげな蓼科高原のなかに位置する、木材をふんだんに使ったウッディーな温泉施設。まわりはカラマツの森で、森林浴も同時に楽しめるロケーション。
もとは鉄の採掘所だったところから湧き出た温泉。お湯からはほのかに鉄の匂いが感じられる。
森を吹き抜けるそよ風が心地良い大小の露天風呂。都会の騒がしさとは無縁の静けさのなか、風が木々を揺らす音と鳥の鳴き声がBGM。
アクセス
エリア・沿線
甲信越 - 長野県
JR中央本線
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東京(新宿)からのアクセス
- 新宿駅京王 1時間 京王線 ¥370
- 高尾駅JR 2時間50分 中央本線 ¥2,640
- 茅野駅 (東口)徒歩 2時間50分 12.2km 標高差369m
- 石遊の湯
東京(新宿)からのアクセス
- 新宿駅JR 3時間50分 中央本線 ¥3,410
- 茅野駅 (西口)※アルピコ交通バス26~31分 麦草峠線 or メルヘン街道バス ¥760
- 鉄山入口バス停徒歩 14分 1.1km 標高差37m
- 石遊の湯
東京(新宿)からのアクセス
- 新宿駅JR特急 2時間20分 あずさ etc. 指定席※ ¥5,650
- 茅野駅 (西口)※アルピコ交通バス 31分 北八ヶ岳ロープウェイ線 ¥1,200
- 蓼科湖前バス停徒歩 28分 2.2km 標高差-56m
- 石遊の湯
東京(新宿)からのアクセス
- 新宿駅 (新南改札)徒歩 2分
- バスタ新宿 (4階)高速バス 2時間10分 甲府線 ¥2,200
- 甲府駅JR 1時間5分 中央本線 ¥1,170
- 茅野駅※AI乗合オンデマンド交通30分 のらざあ ¥700
- 石遊の湯
東京(新宿)からのアクセス
- 新宿駅 (新南改札)徒歩 2分
- バスタ新宿 (4階)高速バス 3時間20分 蓼科線 ¥3,900
- 横谷峡入口バス停徒歩 15分 1.2km 標高差-48m
- 石遊の湯
東京(新宿)からのアクセス
- 新宿駅 (新南改札)徒歩 2分
- バスタ新宿 (4階)高速バス 2時間45分 諏訪岡谷線 ¥3,200
- 中央道茅野バス停※タクシー 30分 13.1km 約¥5,400
- 石遊の湯
東京からのアクセス
- 新宿
- 京王
- 高尾
- JR
- 茅野
- 徒歩
6:40 ¥3,010
- 新宿
- JR
- 茅野
- バス
- 鉄山入口
- 徒歩
4:30~4:35 ¥4,170
- 新宿
- JR特急
- 茅野
- バス
- 蓼科湖前
- 徒歩
3:19 ¥6,850
- 新宿
- 高速バス
- 甲府
- JR
- 茅野
- AI乗合オンデマンド交通
3:47 ¥4,070
- 新宿
- 高速バス
- 横谷峡入口
- 徒歩
3:37 ¥3,900
- 新宿
- 高速バス
- 中央道茅野
- タクシー
3:17 ¥8,600
- JR中央線を走る特急「あずさ」「かいじ」には自由席が無く、「指定席特急券」「座席未指定券」という2種類の指定席があります。 どちらも同じ料金で、通常期・繁忙期・閑散期の区分はありません。 ただし、購入する場所・方法によって価格は異なります。 (ネット<駅<車内、「えきねっとチケットレスサービス」「えきねっとトクだ値」等参照。) 「座席未指定券」は、空いている席はどこでも座れますが、優先権はありません。 したがって、その席の「指定席特急券」を持っている人が来た場合、その人に席を譲らなければなりません。
- アルピコ交通バスの路線バス各線は、季節運行・特定日運行が多いので注意。
- 茅野市では AI乗合オンデマンド交通「のらざあ」というものを運行しています。 茅野市民ではない旅行者でも利用できます。 料金は5km以上だと700円。 まず電話かアプリで利用者登録をして、それから乗車予約をするという流れになります。(Tel: 0266-78-6318)
- 高速バス中央道茅野バス停からJR茅野駅までは約1.2kmです。 高速バス諏訪岡谷線は、茅野駅に行く便もありますが、茅野駅に着くのは夜となります。
- 電車などの料金は切符(現金)を利用した場合です。ICカード乗車券利用の場合は多少金額が異なることがあります。
- アクセスの所要時間・距離は目安です。乗換時間や待ち時間は含みません。
日帰り温泉旅行記
登場人物
- 西さん
- 泉質にこだわりあり。源泉かけ流しと存在感のあるお湯、ひなびた風情を愛する正統派温泉好き。
- 北さん
- 泉質はあまり気にかけない。露天風呂好き。眺めが良いなど、目に見える特長がある温泉が好み。
夏です。あまりの暑さに耐えかねて、どこか涼しい高原に行こうという話になった西さんと北さん、今回は信州・蓼科高原の温泉に行くことにしました。JR中央本線・茅野駅まで行き、そこからバスに乗りこむ算段。
メルヘン街道バス
「お、バス来た。へー、メルヘン街道バスだけあって、バスまでメルヘンじゃん。」
「レトロっぽくていいね。」
バスは市街地を抜け、八ヶ岳に向かってメルヘン街道を登っていきます。「鉄山入口」バス停で降りた西さんと北さん。
「やっぱり涼しー! 東京とは大違いだよっ!」
「だな。湿気がないし、空気がうまいし。」
♨ 石遊の湯は、もとは諏訪鉄山と言って鉄鉱石を掘っていたところにあり、その鉱山跡に出た温泉。営業は1996年から。
入口(ゲート)
「このへんで、標高どのくらいあるのかねえ?」
「けっこうあるんじゃないか? 八ヶ岳とかすぐそこだし。」
森を眺めながらの明るい小道は、歩いている時間が短く感じられます。鳥のさえずりに導かれて石遊の湯に到着しました。石遊の湯は、受付、休憩所、女湯、男湯とそれぞれ別棟の木造の建物が並んでいます。
外観
「ホントに森の中だなー。」
「建物も周りの景色と合ってていいねえ。」
「今日は天気が良くてよかったよ。雨とか風の日にはここは厳しいだろうなあ。」
「そうだな。天気が悪かったらいやだねえ。あと、日が落ちてからもちょっといやかなあ・・・。」
「夜に来たら、ここにたどり着く前に道に迷って遭難するだろ。」
さっそく浴室へ。浴室と言っても内湯は無く、屋根のある露天風呂と屋根の無い露天風呂という構成。湯船は岩風呂、屋根や洗い場は木組みのオープンなかんじのつくり。
屋根あり露天風呂
「露天風呂オンリーなんだ。露天風呂好きにはたまらんなー。」
「確かに、ここのロケーションを生かすには露天風呂が正解だね。」
「この木組みの、壁が無いから解放感があっていいね!」
「そうだなあ。街なかの温泉だと、露天風呂と言いつつ、窮屈なかんじのがあるからな。土地が狭けりゃ仕方ないけど。」
♨ このあたりの標高はだいたい1,200mくらいです。
屋根あり露天風呂からの眺め
「その点ここは、広々してるよ~ 森を眺めながらの露天風呂! 結構いい温泉じゃん!」
「もと鉄の採掘所だけあって、お湯は鉄っぽいね。かけ流しじゃないと思うけど、まあまあお湯の性格が出てるんじゃないかな。」
「この森の緑と涼しい風と露天風呂の組み合わせは、かなーり、いいぞ。」
次は屋根の無い露天風呂に出てみました。
屋根無し露天風呂
「屋根が無いから、お湯の色がわかりやすいな。緑っぽいから、やっぱり鉄分が多そうだね。」
「ふーん、そういうもんなの? …ああ、こっちの方がぬる湯だね。このくらいの温度のほうが好きだな。」
「しかし、敷地の広さの割に、湯船はそんなに大きくないな。」
「そのぶん、空が広いよ―! おまけにこの青空! いい天気!」
「そうだなあ・・・。けど、天気良すぎて、直射日光がまぶしくない?」
「なーに言ってるん? 直射日光なんてたいしたことないじゃん!」
「・・・そう?」
「・・・やっぱ、ちょっとまぶしいか・・・。」
「ここは、日光遮るものが無いからねえ。紫外線浴び放題だね。」
「・・・帽子とサングラスが必要だったか・・・。」
休憩所
風呂から上がった後は休憩所で一休み。開け放たれた窓から入る蓼科高原の涼風が天然のクーラーです。水分補給をしつつ、汗が引くまで休んでから、次の温泉へと向かう西さん北さんでした。 (→奥蓼科温泉 山の宿 明治温泉へ続く)
(2015年 8月)
の感想 & 評価
湯船のお湯には新鮮さは無いが、鉄の匂いが感じられる。周りの環境も含めて悪くない印象。
2.0点
温泉施設
- 住所
- 長野県茅野市北山5490-5
- 電話
- 0266-77-2386
- Web
- 茅野市観光サイト_石遊の湯
- 営業
- (4月~10月)9:00~21:00 (受付~20:00) (11月~3月)10:00~20:00 (受付~19:00)
- 定休
- 第1、第3水曜(祝日にあたれば翌日休)
年末年始・8月は無休(ただし降雪時や最低気温が氷点下になった日は要確認) - 料金
- 大人 520円/小学生 310円/小学生未満 無料
- 浴槽
- 男女別露天風呂
- 備品
- シャンプーは無し
温泉データ(温泉分析書等より)
(調査日 2011年3月8日)
- 泉質
- ナトリウム - 塩化物・炭酸水素塩泉 (低張性弱アルカリ性高温泉)
- 湧出地
- 長野県茅野市北山長尾根5483-7
- 泉温
- 59.5℃(気温 1℃)
- pH値
- 7.78
- 成分総計
- 1.6118 g/kg
- 知覚
- 淡黄色、微硫化水素臭を有する
今日の駅弁
八ヶ岳農場 鶏めし「にわっとり」
(茅野駅で購入)
ご飯の上に敷かれた鶏そぼろと玉子そぼろがきれいな駅弁。駅弁にしては控えめな味付けで、素朴で家庭的な印象でした。丸政のホームページによると「八ケ岳農場で平飼された鶏肉を使って、どこか懐かしい味付け」とのこと。
(お品書き)茶飯、鶏そぼろ、ししとう、炒り玉子、鳥じゃがだんごねぎソース、椎茸、人参ごぼうの金平、アンデス赤いも、赤かぶ大根、セロリ―たまり漬け(900円) (→駅弁の丸政)
- 文章は個人の私見であり、必ずしも客観的事実とは限りません。
- 記載の情報は、現在は変わっている可能性があります。特に金額については、旅行時の金額から更新していないことが多いので、最新の情報はオフィシャルホームページなどで確認してください。