ほったらかし温泉
山梨県山梨市矢坪1669-18
眼下に広がる甲府盆地とその周りの山々、雄大な富士山を眺めながら入る露天風呂の至福
眼下には甲府盆地が広がり、その周りの山々の向こうには富士山を望む、眺望満点の露天風呂。早朝・昼間・夕暮れ・夜景と、時間ごとそれぞれの絶景は、訪れるたびに深い感動を覚える。
pH値9.6とpH値10.1のふたつのアルカリ性の源泉は、お肌すべすべ、湯冷めしにくい特長があると言われている。
スタッフによる手作り感あふれる温泉施設。 温泉のさらに奥には「ほったらかしキャンプ場」がオープン!
アクセス
エリア・沿線
甲信越 - 山梨県
JR中央本線
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バス時刻表etc.
東京(新宿)からのアクセス
- 新宿駅京王 1時間 京王線 ¥370
- 高尾駅JR 1時間25分 中央本線 ¥1,170
- 山梨市駅※徒歩 1時間15分-33分 4.9~6.1km 標高差354m
- ほったらかし温泉
東京(新宿)からのアクセス
- 新宿駅JR 2時間20分 中央本線 ¥2,310
- 山梨市駅※山梨市民バス 10分 フルーツ公園行き ¥200
- フルーツセンターバス停徒歩 25分 1.6km
- ほったらかし温泉
東京(新宿)からのアクセス
- 新宿駅JR特急 1時間30分 かいじ etc. 指定席※¥3,890
- 山梨市駅タクシー 10分 約¥2,500
- ほったらかし温泉
東京(新宿)からのアクセス
- 新宿駅 (新南改札)徒歩 2分
- バスタ新宿 (4階)高速バス 2時間 甲府線(石和経由) ¥2,200
- 山梨学院大学バス停徒歩 5分 0.4km
- 酒折駅JR 10分 中央本線 ¥200
- 山梨市駅(以降は前記同様)
東京からのアクセス
- 新宿
- 京王
- 高尾
- JR
- 山梨市
- 徒歩
3:40~3:58 ¥1,540
- 新宿
- JR
- 山梨市
- バス
- フルーツ
センター - 徒歩
2:55 ¥2,510
- 新宿
- JR特急
- 山梨市
- タクシー
1:40 約¥6,390
- 新宿
- 高速バス
- 山梨学院大学
- 徒歩
- 酒折
- JR
- 山梨市
- (以降は前記同様)
2:17+ ¥2,400+
- JR中央線を走る特急「あずさ」「かいじ」には自由席が無く、「指定席特急券」「座席未指定券」という2種類の指定席があります。 どちらも同じ料金で、通常期・繁忙期・閑散期の区分はありません。 ただし、購入する場所・方法によって価格は異なります。 (ネット<駅<車内、「えきねっとチケットレスサービス」「えきねっとトクだ値」等参照。) 「座席未指定券」は、空いている席はどこでも座れますが、優先権はありません。 したがって、その席の「指定席特急券」を持っている人が来た場合、その人に席を譲らなければなりません。
- バスは1日3往復だけです。
- フルーツセンターバス停のあたりには「やまなしフルーツ温泉ぷくぷく」という温泉があります。 住所は「山梨県山梨市大工2589-13」です。 ほったらかし温泉はここの前を通り過ぎてさらに先ですので、カーナビを使って行く場合は、まずはこの住所を目的地に入れたほうが良いかもしれません。
- 電車などの料金は切符(現金)を利用した場合です。ICカード乗車券利用の場合は多少金額が異なることがあります。
- アクセスの所要時間・距離は目安です。乗換時間や待ち時間は含みません。
山梨市駅からほったらかし温泉への行き方
山梨市駅を出たら、駅前の道を左へ進み、橋を渡ります。 「西関東道路入口」交差点は直進し、次の「フルーツ公園入口」信号で右折。 (右折してからはほぼ登り坂となります。)
しばらく登って行くと、信号の無い交差点があります。(地図のAのところ)
A 信号の無い交差点
(直進は急な登り坂)
A この交差点では、徒歩なら右折または直進、車なら右折となります。 右折は距離は長く坂はゆるやか、直進は距離は短く急坂(A→E 平均斜度14.7%)です。 右折の場合、経路は地図のA→B→C→D→Eと進みます。
B 笛吹川フルーツ公園の野外ステージ方面(第2駐車場)の入口。 車ならスルーですが、徒歩ならここからフルーツ公園に入って、公園内を散歩がてら歩いても良い。 また、ここから公園に入ってすぐのところに「ロードトレイン」の停留所があるので、それに乗るという手がないこともないです。
C 笛吹川フルーツ公園の入口
(ここで左折)
C 徒歩でも車でも、この「笛吹川フルーツ公園」の入口で左折して公園内に入ります。 (ここがこのルートの最重要ポイント。)駐車場を通り過ぎて公園内の車道を道なりに上ります。
D フルーツセンターバス停。バスで来た場合はここで下車。展望広場があり、休憩にちょうど良い。
E Aを直進しても右折してもEで合流します。(ゴーカート場があるところ。) AからEの急坂直進ルートは、舗装された道路から外れないように歩けば、脇道に入ってしまうことはないと思います。
A-E直進ルートで、人によっては
迷うかも?なところ(右が正解)
F Eから先は道なりでOKです。 ほったらかし温泉の案内のぼりがたくさん立っているので、道に迷うことはないでしょう。
山梨市駅からほったらかし温泉までの距離と徒歩所要時間はだいたい次のとおりです。
●A-B-C-D-E ルートの場合
6.1km、(行き)1時間33分(帰り)1時間13分
●A-E 急坂直進ルートの場合
4.9km、(行き)1時間15分(帰り)59分
日帰り温泉旅行記
登場人物
- 西さん
- 泉質にこだわりあり。源泉かけ流しと存在感のあるお湯、ひなびた風情を愛する正統派温泉好き。
- 北さん
- 泉質はあまり気にかけない。露天風呂好き。眺めが良いなど、目に見える特長がある温泉が好み。
今日の日帰り温泉はほったらかし温泉です。山梨市駅からバスでフルーツセンターバス停まで上り、そこからさらに25分ほど歩いて上るとほったらかし温泉に到着です。
外観(休憩所)
「ようやくついた~。」
「ちょっとした山登りだね。」
「なんか、がら~んとしたとこだな。」
「お、案内板があるぞ。」
ほったらかし温泉は、「こっちの湯」と「あっちの湯」の2つの浴場があります。
案内
「ふむふむ、こっちがあっちの湯で、あっちがこっちの湯か。」
「違うよ。あっちがあっちの湯で、こっちがこっちの湯だよ。」
「いや、こっちをあっちと言ったのは、あっちの湯がこっちのほうにあるわけで、こっちの湯はあっちだからあっちの湯はこっち…」
「とりあえず、こっちの湯に行こう。」
「そうしよう。」
というわけで、こっちの湯です。
こっちの湯露天風呂
まず目に入るのは枠が丸太で組まれた露天風呂で、熱めの湯とぬるめの湯に分かれています。
「おー、いい眺め!。富士山が見えるよ。」
「ほんと、いい眺めだねえ。天気が良くてよかったよ。」
「遮るものがないから太陽がまぶしいくらいだなあ。」
♨ フルーツセンターバス停は「笛吹川フルーツ公園」の一番高い所にあります。バス停の目の前が展望広場になっていて、そこからの眺めもなかなかのもの。足湯もあります。
足湯
♨ こっちの湯とあっちの湯で、それぞれ料金がかかります。
ちょっと下ったところには岩造りの露天風呂があります。
こっちの湯露天風呂
「露天風呂の好みから言えば岩風呂のほうが好きだけど、眺めは上の方がいいな。」
「確かに。下のほうだと草がじゃまで、あまり景色は見えないね。」
あまり大きくはありませんが、内湯もあります。
こっちの湯内湯
「ちょっと狭いな。」
「まあ、要するに、ここまで来て内湯に入る人もあまりいないってことだろうね。」
「天気が悪かったらみんな入るんじゃん?」
「天気が悪かったら、そもそもここまで来ないよ。」
「そりゃそうだな。」
というわけで、露天風呂に戻った西さんと北さん、存分にこっちの湯の眺めを楽しんでから出てきました。外でちょっと休んで、次はあっちの湯です。あっちの湯へは、階段を下りていきます。
あっちの湯への階段
「仮設みたいな階段だね。」
「でも、これで完成なんだろ。」
「ま、味があるということにしておこう。」
「要するに、あまり手をかけてない感じが、ここの温泉のウリなんだろうな。」
あっちの湯露天風呂
あっちの湯もこっちの湯と同様、内湯と露天風呂があり、露天風呂は上のほうと下のほうに分かれています。ただし、あっちの湯はこっちの湯の約2倍のスケールです。
「おー、さらに広々してるな~。富士山もよく見えるし、最高だねー。」
「ほんとそうだなあ。景色は満点だね。」
西さんと北さん、あっちの湯でも、上と下の露天風呂を行ったり来たりしながら、お湯と景色を楽しんでいます。
あっちの湯露天風呂
「ふ~、もう帰りたくないねえ…。…って、ところで、帰りのバスって何時?」
「5時だよ。フルーツセンター前。」
「あと10分じゃん。」
「・・・ほんとだ・・・」
「・・・」
「・・・」
「ま、駅まで歩けばいいかあ~。」
「そーするか。」
富士山
というわけで西さんと北さん、とっぷりと日が暮れるまで、ほったらかし温泉を堪能したのでした。
(2011年 9月)
♨ 日よけ用の笠が用意されています。
の感想 & 評価
お湯はあまり熱くないけど、上がった後もしばらく体がポカポカするお湯。
1.0点
温泉施設
- 住所
- 山梨県山梨市矢坪1669-18
- 電話
- 0553-23-1526
- HP
- ほったらかし温泉
- 営業
-
●こっちの湯
[平日] 10:30頃~17:00
(受付~16:00) [土日祝] 10:30頃~22:00
(受付~21:30) ●あっちの湯
日の出1時間前~22:00
(受付~21:30) ※開場時間の目安 [12月~2月] 6:00頃
[3月,11月] 5:30頃
[10月] 5:00頃
[4月,8月,9月] 4:30頃
[5月~7月] 4:00頃 - 定休
- 年中無休(元旦は前売り・入れ替え制)
- 料金
- 大人 800円/小学生まで 400円 (あっちの湯・こっちの湯それぞれで料金がかかる)
- 浴槽
- 男女別内風呂・男女別露天風呂
- 設備
- 脱衣所ロッカー有料(\100)
- 備考
- タトゥー入浴OK
温泉データ(温泉分析書等より)
旧源泉(こっちの湯)
(1995年11月30日)
- 泉質
- アルカリ性単純温泉 (低張性アルカリ性低温泉)
- 湧出地
- 山梨県山梨市矢坪大沢三1669-23
- 泉温
- 32.0℃(気温 6℃)
- 湧出量
- 306 L/分(動力)
- pH値
- 9.6
- 成分総計
- 0.1056 g/kg
- 知覚
- ほとんど無色透明、無味無臭
新源泉(あっちの湯)
(2005年9月26日)
- 泉質
- アルカリ性単純温泉 (低張性アルカリ性温泉)
- 湧出地
- 山梨県山梨市矢坪1669
- 泉温
- 41.4℃(気温 25.0℃)
- 湧出量
- 183.6 L/分(動力揚湯)
- pH値
- 10.1
- 成分総計
- 0.178 g/kg
- 知覚
- 淡黄褐色澄明、無臭、微苦味
今日の駅弁
甲州旨いもの合戦「風林火山」
(甲府駅で購入)
武田菱をデザインした容器に、甲州の旨いものを配置したという駅弁。四隅に陣取るのはそれぞれ「風」「林」「火」「山」にちなんだ御飯もの。 ときたら、信玄公の家臣ならば食さねばなるまい。家臣でなくても、一食の価値あり。ちと値段は張るけどね。
【お品書き】あわびの煮貝寿司、あわび・しめじ・生姜を使った里村の焚き込み御飯、椎茸・大豆・ごぼう入り鉄火味噌のおにぎり、山栗おこわ、甲州かぼちゃの茶巾揚げ、干し葡萄入り煮なます、鱒の西京焼き、牛肉巻き(人参・ごぼう)、玉子焼き、ほうとうの素揚げ、武田漬け、杏のシロップ煮
(1,260円) ( 駅弁の丸政)
- 文章は個人の私見であり、必ずしも客観的事実とは限りません。
- 記載の情報は、現在は変わっている可能性があります。特に金額については、旅行時の金額から更新していないことが多いので、最新の情報はオフィシャルホームページなどで確認してください。