電車温泉日帰り旅行記

（→下諏訪温泉 旦過の湯からの続き）
今回は下諏訪温泉に来ている西さん北さん。 昼食&コーヒーブレイクのあと向かったのは、「遊泉ハウス児湯」です。

外観

うーむ、見た目は、何と言うか、…

ぱっとしないね。

…そうとも言えるな。そこそこ年数経ってるのかな？　

ちょっとくたびれた感じもするし。…ん？　ああ、これは御柱祭の、だな。

入口わきにある陶板画

ああ、そうだ。諏訪は御柱祭、有名だもんな。

それに諏訪って、町中のちょっとしたお宮にも、四隅に柱が立ってたりするもんな。

それだけ御柱っていうのは大事なんだろうね。

入口

入館しました。

うむ、やっぱりそこそこ年季が入ってるっぽいね。

確かに。

さっそく浴室へと向かう西さん北さん。

内湯

すごい湯気だな…。おっ！　意外と広いじゃん！

ほんと。打たせ湯もあるし、共同浴場にしてはなかなかがんばってるねえ。

かけ湯のあとさっそく湯船に入ります。

熱っっ！

あ、やっぱり熱いわ。予想通りだな…。

さっきの旦過の湯と同じくらいの熱さかな？

旦過の湯よりかは気持ち温度低い感じだけど…ま、熱めではあるな。

諏訪の人って熱い湯が好きなのかなあ…。

ま、諏訪に限らず、地元密着の共同浴場ってお湯が熱めのところは多いわな。 …おっ、よく見ると湯の花があるねえ。やっぱ、いい湯だなあ…。

いい湯でも、ゆっくり入るには熱いしなあ…。 こっちの打たせ湯はどうよ…。んん、まあ、こっちはそこそこ入りやすい温度かな。

西さんはしばらく内湯、北さんは打たせ湯を入ったり出たりしてから、露天風呂へと出てみます。

露天風呂

おお、露天風呂は普通の温度設定じゃん！

確かに。内湯に入った後だと、なんかぬるめに感じるよ。

ここの露天風呂も景色は無いけど、露天風呂があるだけありがたいわ。

露天風呂の湯口

お、露天風呂もさらに湯の花があるなあ。思ってたより良いぞ、これは。

綿の湯っていったっけ？　綿のように柔らかい湯ってことか？

いや、名前のいわれはそうじゃなかったと思うけど、でも確かに柔らかいお湯だから、名前の通りではあるな。

露天風呂はちょうどいい温度だし、ほっとするよ～。

西さんと北さん、風呂から上がってきました。

諸国温泉番付

おっ、何だこれ？　大関とか関脇とか書いてるな…。

全国の温泉を相撲の番付に例えたものだね。要するに、江戸時代の温泉ランキングだよ。

へーっ！　信州諏訪の湯、小結じゃん！　ランキング、けっこう上なんだ。

江戸時代から名湯とされてきたわけだ、諏訪温泉は。

名湯ねえ…。熱くてゆっくり入れないのにねえ…。

綿の湯石碑

温泉番付をみて次はどこのお温泉に行こうかなどと話しつつ、遊泉ハウス児湯の休憩スペースでしばらくゆるゆると過ごした西さんと北さんなのでした。

（2019年 12月）